展覧会への出品
書道の書は造形芸術の一つでもあります。絵画や写真と同じような側面もあるということです。造形芸術として書を捉えた場合、当然のことながら、それを見る人が必要になります。したがって、書道の世界ではしばしば展覧会が開かれます。小さな子供からプロの書家まで、日本全国、あちらこちらで書の展覧会が開かれています。
街角の商店街や銀行などの身近なところで開かれる地元の小学生や中学生の書の展覧会もあれば、大きな会場や美術館で開かれる大規模な書の展示会もあります。書の展示会の人気は、絵画の展示会の人気などに決して引けをとりません。むしろ、書の場合には、読む楽しさや絵画に比較して、誰にでも字の美の優劣が分かりやすいということもあって、より親しみやすい部分もあります。
もちろん書家の書く、まさにため息が出るような芸術的な書を見るのも楽しいですし、子供たちが書く天真爛漫な書もまた訴える力を持っています。書は中国で確立し、日本にもたらされたものですが、その歴史は長く、日本でも多くの書家や愛好家を生んでおり、それは今も綿々と続いているのです。
書道を続けていると、自分もいつかは多くの人を集める権威ある展覧会に出品してみたいと考える方もでてきます。その場合には、そうしたことを念頭において指導する書道教室で指導を受けるのがよいでしょう。生徒が定期的に展覧会に出品しているような書道教室なら、自分もまた展覧会に出品できる機会を見つけることがたやすくなるでしょう。
展覧会に出品し、入賞などの常連となれば、新たに書道の先生として、あるいは書家として生きていくという道も開ける可能性が生まれます。多くの書家が展覧会を目指し、そこで賞を取り、プロの書家となっているのです。そうした夢を持つなら、それは誰にとっても不可能なことではありません。大好きな書で、多くの人の耳目を集めることができるなら、それはとても幸福なことにちがいありません。本格的に書道を続けるなら、展覧会への出品という目標を持つことは大きな励みになることでしょう。
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書道を続けるために重要なことの一つに、物理的に通いやすいかどうかということも大きな要素となります。いくら書道が好きでも、常に仕事や学校の勉強と融通をつけながら通わなければならないとなれば、相当に強い意欲が無いと、長く続けることは困難になるでしょう。そのためには、その書道教室の立地とレッスンの日時、またその柔軟性が問題になります。 子供のように学校のスケジュールにほとんど変化が無いような場合には、何曜日の何時からとレッスン日時が決まっていてもさほど問題にはならないかもしれませ
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